「ゲーム型のインターンをやりたい」と考えたとき、多くの人事担当者がまず検討するのが、既存の総合的な採用代行会社が提供する「ゲーム型コンテンツ」というメニューです。
しかし、採用代行会社の様な企画会社と、ASOBOARDのようなゲーム制作専門会社に依頼する選択肢との間には、見た目以上に大きな違いがあります。この記事では、その違いを構造的に整理し、依頼先を選ぶ際に確認すべきチェックポイントを、実務的な視点から詳しく丁寧に解説します。
合同会社ASOBOARDでは、貴社の目的・課題に合わせた最適なオリジナルボードゲーム開発や研修プログラムの設計を専門としています。まずはお気軽にご相談ください。
<ASOBOARDの強み>
- ビジネス課題をゲームに落とし込める課題解決のプロ集団
- 事業開発、採用コンサル、マーケターなど、複合的な専門性を持つメンバーで提案
- 企画から製造までの一気通貫に加え、ルール検証やデザインのみなど柔軟なご支援が可能

採用・組織戦略スペシャリスト
人材会社出身で、採用代行支援・人事コンサルティング会社を経営中。合同会社ASOBOARDに参画し、CSO(チーフセールスオフィサー)を担う。これまでに数十社以上の採用成功の支援や人事制度の構築を支援した実績を持つ。事業会社でのセールスや新規事業立ち上げの経験があり、ビジネス領域への深い理解を基にした支援が得意。単なる採用数の充足だけでなく、事業成長を見据えた組織戦略立案・採用支援が得意。
「ゲーム型コンテンツ」を提供するインターンシップ代行会社の実態
大手の採用代行会社の多くは、インターンシップや研修のコンテンツとして「ゲーム型」「仕事体験型」「ワークショップ型」など、複数の形式をメニューとして用意しています。これは決して珍しいことではなく、むしろ多くの総合代行会社に共通する事業構造だと言えます。
ここで重要なのは、これらの会社にとって「ゲーム型」はあくまで複数あるコンテンツ形式の一つに過ぎないという点です。多くの場合、社内に汎用的なテンプレートやフレームワークがあり、それを企業ごとにカスタマイズするという制作プロセスを取っている可能性がございます。
このアプローチは、対応スピードやコスト効率という点では優れていますが、ゲームデザインそのものの専門性という観点では、限界があるケースも少なくありません。特に、複数の企業に同じようなゲームシステムが提供され、テーマだけが着せ替えられているような状態になっている場合、学生にとっての体験の独自性は薄れてしまいます。
就活生の多くは複数社のインターンに参加するため、こうした「どこかで見たような」体験は、記憶に残りにくいという弱点を抱えています。テーマは違っても、遊んでいる最中に「あれ、これ前にも似たようなのやったな」と感じさせてしまうことは、企業ブランディングの観点からも避けたいリスクです。
具体的には、以下のような課題が生じやすい傾向があります。実際に導入を検討する際は、こうした傾向が自社への提案内容にも当てはまっていないか、注意深く確認することをおすすめします。
- ゲームバランス(難易度、プレイ時間、意思決定の頻度など)の調整が、専門的な検証プロセスを経ずに行われる
- 複数の企業に似たようなフォーマットが使い回され、体験としての独自性が薄まる
- ゲームメカニクスそのものよりも、テーマやストーリーの表層的なカスタマイズにとどまる
これらの課題は、必ずしも会社の怠慢によるものではなく、事業モデル上の構造的な制約から生じています。多くの企業に対して幅広いコンテンツ形式を短期間で提供するというビジネスモデルにおいては、一つ一つのゲームメカニクスを商業レベルまで磨き込むことは、コストと時間の面で現実的ではないという事情があります。この構造上の制約を理解した上で依頼先を選ぶことが、期待値のズレを防ぐ上で重要です。
企業向けゲーム制作専門会社に依頼する場合の違い
一方、ASOBOARDのようなボードゲーム制作を専業とする会社に依頼する場合、根本的なアプローチが異なります。
ゲームメカニクスの設計そのものが専門領域であるため、企業ごとの目的や評価したい資質に応じて、ゼロベースでゲームシステムを設計することが可能です。
この違いは、商業ボードゲームの制作プロセスを考えると分かりやすくなります。商業向けに販売されるボードゲームは、プレイテストを何度も繰り返し、意思決定の頻度、運と実力のバランス、プレイヤー間のインタラクションの質などを細かく調整した上で完成品として世に出されます。
この専門的な制作プロセスをそのまま採用インターンシップのゲーム制作に応用できることが、ゲーム制作専門会社に依頼する最大の価値です。
この価値は、単に「良いゲームが作れる」という抽象的な話ではなく、実際に学生の記憶に残り、企業理解を深める体験を安定して提供できるという、具体的な成果につながります。
商業ボードゲームの世界では、発売前に何十回、時には何百回というプレイテストを重ね、初めてプレイするプレイヤーの反応や、複数回プレイしたベテランプレイヤーの反応の両方を検証しながら、バランスを調整していきます。
この検証プロセスの厚みが、最終的な体験の完成度を大きく左右します。採用インターンシップ向けのゲームであっても、この検証プロセスを省略せずに行うかどうかが、体験の質を分ける決定的な違いになります。
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ゲーム型研修制作会社の選定時に確認すべき4つのチェックポイント
依頼先を選ぶ際、以下の5つの観点で確認することをおすすめします。ASOBOARDでは、商業ボードゲーム開発の現場で実際に用いられる評価観点を、採用インターン向けのゲーム選定に応用できる形に落とし込んでいます。
①商業ゲーム開発の実績があるか
実際に市場で販売された商業ボードゲームの企画・開発実績があるかどうかは、ゲームデザインの専門性を測る一つの目安になります。
商業レベルでの評価にさらされた経験は、独りよがりでない、遊びとして本当に成立するゲームを作る力の裏付けになります。実績を確認する際は、単に「作ったことがある」だけでなく、実際にどのような販売チャネルでどの程度の実績があるかまで踏み込んで質問してみることをおすすめします。
②プレイテストのプロセスが明示されているか
完成したゲームをそのまま提供するのではなく、事前にプレイテストを行い、バランス調整のプロセスを経ているかどうかを確認しましょう。
このプロセスが省略されている場合、実際に導入してみて初めて問題が発覚するリスクがあります。提案段階で「どのようなプレイテストを何回行う予定か」を具体的に聞いてみることも有効です。
③評価したい資質とゲームメカニクスの対応関係が説明できるか
「なぜこのメカニクスがこの資質を評価するのに適しているのか」を論理的に説明できる会社であれば、単なる思いつきではなく、設計上の裏付けがあると判断できます。この説明が曖昧で「なんとなく面白いから」といった感覚的な回答しか得られない場合は、設計の裏付けが不十分である可能性を疑ってみるべきです。
アソボードでは、ボードゲームの有用性効果について触れられている様々な学術論文や研究結果を常に収集しアップデートしております。
④カスタマイズの範囲がテーマだけでなく構造にも及ぶか
表面的なテーマやストーリーの変更だけでなく、ゲームの構造(メカニクス、ルール、評価軸)そのものを企業ごとにカスタマイズできるかどうかも、重要な確認ポイントです。
テーマだけを着せ替えたゲームは、企業ごとの個性や課題に対応しきれないケースが多く、結果として本来得たかった効果が薄れてしまう可能性があります。
これら4つのチェックポイントを一覧にまとめると、以下のようになります。実際に複数社を比較検討する際のチェックシートとしてご活用ください。
| チェック項目 | 確認する質問例 | 見るべきポイント |
|---|---|---|
| 商業実績 | 「実際に販売されたゲームの実績はありますか」 | 具体的な販売チャネル・実績の有無 |
| プレイテスト | 「バランス調整はどのように行っていますか」 | プロセスの具体性 |
| 評価との対応関係 | 「なぜこのメカニクスなのか説明できますか」 | 論理性・裏付けの有無 |
| カスタマイズ範囲 | 「構造そのものを変えられますか」 | テーマだけでなく仕組みへの言及 |
ASOBOARDの強み
ASOBOARDは、DAISOをはじめとする商業流通での販売実績を持つ、実践的なボードゲーム制作の専門家です。この経験に基づき、単に「面白そうなアイデア」ではなく、実際に商業レベルで通用する精度でゲームバランスを設計・検証しています。
玩具店や量販店の棚で消費者に選ばれるという厳しい競争環境を経験していることは、独りよがりでない、遊びとして本質的に成立するボードゲームを作る力の何よりの証明だと考えています。
ASOBOARDのCSOの採用コンサルティングの経験や、メンバーのほとんどが人材業界出身ということもあり、採用戦略の理解と、ボードゲーム制作の専門性、この2つが組み合わさることで、「評価したい資質とゲームメカニクスの対応関係」を論理的に説明できる企画をご提供できる点も、ASOBOARDならではの強みです。
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まとめ
ゲーム型インターンシップを検討する際、総合代行会社の「メニューの一つとしてのゲーム型」と、ゲーム専門会社の「ゲームデザインそのものが専業のゲーム型」には、実は大きな違いがあります。商業ゲーム開発の実績、プレイテストのプロセス、評価とメカニクスの対応関係、カスタマイズの深さという4つのチェックポイントを確認することで、依頼先選びの精度を高めることができます。
この4つのチェックポイントは、単に依頼先を評価するためだけでなく、複数の会社から相見積もりを取る際の比較基準としても活用できます。見た目の提案資料の華やかさだけでなく、こうした構造的な観点から比較することで、自社にとって本当に価値のある依頼先を見極めやすくなります。
「面白そう」という第一印象だけで決めてしまうと、実際に導入した後になって想定していた効果が得られないという事態にもなりかねないため、契約前の丁寧な比較検討をおすすめします。
よくある質問(Q&A)
商業ゲーム開発の実績がない会社は、依頼先として避けるべきですか?
必ずしもそうとは限りませんが、実績の有無は判断材料の一つとして参考になります。実績がない場合でも、プレイテストのプロセスや評価設計の考え方を具体的に説明できるかどうかを確認することをおすすめします。説明の具体性や論理性から、実務上の専門性をある程度推し量ることができるため、質問への回答の丁寧さもあわせて見ておくとよいでしょう。
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採用・組織戦略スペシャリスト
人材会社出身で、採用代行支援・人事コンサルティング会社を経営中。合同会社ASOBOARDに参画し、CSO(チーフセールスオフィサー)を担う。これまでに数十社以上の採用成功の支援や人事制度の構築を支援した実績を持つ。事業会社でのセールスや新規事業立ち上げの経験があり、ビジネス領域への深い理解を基にした支援が得意。単なる採用数の充足だけでなく、事業成長を見据えた組織戦略立案・採用支援が得意。



















